
雨宮栄一[著]『反ナチ抵抗運動とモルトケ伯ーークライザウ・サークルの軌跡』
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雨宮栄一[著]
本体価格:3,500円(10%税込定価: 3,850円)
サイズ:四六判 364ページ
ISBN:978-4-400-21337-6 C1016
発行年月:2022/10/14
敗戦後の新生ドイツを望み見て
再建案を構想した人々
クライザウ・サークルとは、ナチに反対し、ドイツ敗戦を見越して戦後の再建構想を練った、ユンカーをはじめ、神父や牧師、学者、労働運動指導者など、様々な人が参加したグループである。彼らの大半はゲシュタポに逮捕され、死刑に処せられた。本書は、この知られざる抵抗運動の中心人物であった法律家ジェームズ・フォン・モルトケの人物像と思想、とりわけキリスト教との関係を明らかにした労作。著者の遺作となった。
【目次より】
序に代えて
第1章 ヘルムート・ジェームズ・フォン・モルトケの若き日
第2章 国防軍諜報部に入るまで
第3章 クライザウ・サークル誕生とジェームズの国家理解
第4章 抵抗運動とキリスト教信仰
第5章 第一回クライザウ協議会とその後の活動
第6章 第二回協議会とその他の抵抗運動との交渉
第7章 第三回協議会から逮捕まで
第8章 死に直面した信仰
第9章 その後のフライヤ
終わりに
クライザウ・サークル参加者表
文献表
あとがき(戒能信生)
【著者紹介】
雨宮栄一(あめみや・えいいち)
1927年生まれ。1953年日本基督教神学専門学校卒業。1962-63年西ドイツに留学。日本基督教団山梨教会、阿佐谷東教会、東駒形教会牧師を経て、中部学院大学教授を務めた。2019年逝去。著書:『バルメン宣言研究』、『ドイツ教会闘争の展開』、『日本キリスト教団教会論』、『ユダヤ人虐殺とドイツの教会』、『ドイツ教会闘争の挫折』、『二人の平和主義者の殉教』、『主を覚え、死を忘れるな』、『青春の賀川豊彦』、『貧しい人びとと賀川豊彦』、『暗い谷間の賀川豊彦』、『若き植村正久』、『戦う植村正久』『牧師植村正久』『評伝高倉徳太郎 上・下』『評伝井上良雄』『フリードリヒ・ユストゥス・ペーレルス』ほか。
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