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ディートリヒ・ボンヘッファー[著]『倫理:DBW版新訳』
¥6,930
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ディートリヒ・ボンヘッファー[著]/宮田光雄(監訳)、村松惠二、本田逸夫、小嶋大造、星野 修[訳] 本体価格:6,300円(10%税込定価: 6,930円) サイズ:四六判 820ページ ISBN:978-4-400-40305-0 C1016 発行年月:2025/01/24 【ライフワークの完全新訳、待望の刊行】 ボンヘッファーがライフワークとして取り組み、秘密警察による逮捕と刑死によってついに未完に終わった倫理学。 長らく森野善右衛門訳『現代キリスト教倫理』として読み継がれてきたが、ここに新版ボンヘッファー全集第6 巻(DBW6)に基づく全く新たな訳が完成。 ナチの監視下に慌ただしく書き継がれた草稿を徹底的な校訂によって成立年代順に再構成し、膨大な脚注を付したDBW 版は、著者の構想を余すところなく明かにし、キリスト教倫理の可能性を鮮やかに指し示す。 【目次より】 編集者まえがき キリスト・現実・善――キリスト・教会・この世 形成としての倫理学 遺産と退廃 罪責・義認・新生 〈究極的なもの〉と〈究極以前のもの〉 〈自然的生〉 歴史と善(第一草稿) 歴史と善(第二草稿) 神の愛とこの世の崩壊 教会と〈この世〉Ⅰ この世に向けた教会の言葉の可能性について 主題としての《倫理的なこと》と《キリスト教的なこと》 具体的な戒めと神の委任 編集者あとがき 【訳者】 宮田光雄[監訳]=東北大学名誉教授 村松惠二=弘前大学名誉教授、 本田逸夫=九州工業大学名誉教授 小嶋大造=東京大学教授、 星野 修=山形大学名誉教授
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【客注品】『人間への途上にある福音』
¥3,850
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*客注品のため、該当のお客様以外のお客さまのご購入はご遠慮いただきますようお願い申し上げます
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【客注品】『なぜ私は生きているか』
¥2,618
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*客注品のため、該当のお客様以外のお客さまのご購入はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
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【特価(B品)】G.ヴィゴーダー[編]『カラー版聖書大事典』
¥43,787
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【数量限定での特別販売】 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 弊社移転前の在庫整理につき、弊社刊行の①J. B.プリチャード[編]『新教=タイムズ聖書歴史地図』と②G.ヴィゴーダー[編]『カラー版聖書大事典』の2点の書籍のB品を数量限定の特別価格で販売致します。 「B品」指定の在庫ですが、新品と同様のコンディションのものを今回は出品致しますので、大変お買い得になっております。この機会にぜひお手に取っていただけたらと思います。 【※ご購入前に必ずお読みください】 ※発送前の商品のコンディションの確認には細心の注意を払いますが、商品発送後のご注文のキャンセルは商品に不良品/破損品がある場合を除き原則お断りさせていただきます。 ※ご注文いただく前の商品のコンディションの確認等の個別対応は承っておりません。ご了承いただいたうえで、ご購入いただけますようお願い申し上げます。 ========================== G.ヴィゴーダー編集/荒井章三・山内一郎監修 本体価格:39,806円(10%税込定価: 43,787円) サイズ:菊倍判 1100ページ ISBN:4-400-11000-1 発行年月:1991/06/15 聖書と考古学に関する最新の研究を踏まえ、4200項目の聖書用語を71名の各専門家が的確に解説。歴史的意味・聖書的意義を平明で親しみ易く紹介。1500枚にのぼる豊富な図版・地図を掲載し、全頁カラー。 見出し語項目に関係する、聖書における全ての引用箇所が欄外に記され、完璧なコンコーダンス(語句索引)を兼ねる。 原著監修者は、『エンサイクロペディア・ジュダイカ』の編集主幹を務めたジョフリー・ヴィゴーダー(ヘブライ大学教授)。 https://www.shinkyo-pb.com/books/%e3%82%ab%e3%83%a9%e3%83%bc%e7%89%88%e8%81%96%e6%9b%b8%e5%a4%a7%e4%ba%8b%e5%85%b8/
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【特価(B品)】J. B.プリチャード[編]『新教=タイムズ聖書歴史地図』
¥28,834
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【数量限定での特別販売】 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 弊社移転前の在庫整理につき、弊社刊行の①J. B.プリチャード[編]『新教=タイムズ聖書歴史地図』と②G.ヴィゴーダー[編]『カラー版聖書大事典』の2点の書籍のB品を数量限定の特別価格で販売致します。 「B品」指定の在庫ですが、新品と同様のコンディションのものを今回は出品致しますので、大変お買い得になっております。この機会にぜひお手に取っていただけたら幸いです。 【※ご購入前に必ずお読みください】 ※発送前の商品のコンディションの確認には細心の注意を払いますが、商品発送後のご注文のキャンセルは商品に不良品/破損品がある場合を除き原則お断りさせていただきます。 ※ご注文いただく前の商品のコンディションの確認等の個別対応は承っておりません。ご了承いただいたうえで、ご購入いただけますようお願い申し上げます。 ========================== J. B.プリチャード編 荒井章三 / 山内一郎 他日本語版監修 本体価格:26,213円(10%税込定価: 28,834円) サイズ:B4判 272ページ ISBN:4-400-11001-X 発行年月:1993/09/10 壮大で立体的なカラー印刷の地図・図版600 点に詳細な聖書時代史を配し、聖書学・考古学・オリエント学・言語学界の総力を結集した画期的成果。 従来の聖書地図と異なる新機軸として、湾曲した地球の平面を映し出す立体地図、上が常に北を指すという監修に囚われない自由で美しいグラフィックデザインなど、高度な地図製作技法を駆使した視覚に訴える楽しい編集上の創意工夫がなされている。 他方、狩猟採取時代にさかのぼる人類文明発祥と旧約聖書時代史との接点から、イスラエル全史、中巻時代を経て、下限は新約時代以後のキリスト教伝播、パレスチナにおけるビザンティン教会の設立まで、広範な領域をカバー。 原稿用紙にして400字1100枚にのぼる、密度の濃い通時的記述も魅力。聖書とその周辺世界の立体的なパノラマと壮大な人間の歴史を一望に収める。 https://www.shinkyo-pb.com/books/%e6%96%b0%e6%95%99%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%a0%e3%82%ba%e8%81%96%e6%9b%b8%e6%ad%b4%e5%8f%b2%e5%9c%b0%e5%9b%b3/
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クリス・グリノフ[著]『クィア神学入門:その複数の声を聴く』
¥2,970
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クリス・グリノフ著、薄井良子訳 本体価格:2,700円(10%税込定価: 2,970円) サイズ:四六判 302ページ ISBN:978-4-400-32494-2 C1016 発行年月:2024/05/24 キリスト教は「クィア」をどう理解するのか レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー等々、ジェンダーやセクシュアリティの点で非規範的であることを意味する「クィア」。キリスト教会の圧倒的大勢は、従来それらを悪とみなして断罪するか、治療すべき病として異常視するかのいずれかだった。だが今や、教会と神学の中から別の、多様な声が聞こえるようになってきた。本書は、クィアとキリスト教に関する基本的な概念を平易に解説すると同時に、これら複数の神学的な冒険の歴史と最前線の議論を紹介する。キリスト教は「クィア」をどう理解しようとしているのか。多くの人の疑問に答え、更なる学びへ促す画期的入門書。 【目次より】 クィアとは何か?/神学とは何か?/なぜクィア神学は重要なのか?/クィアな宗教リテラシー 第1章 様々なクィア神学の発展 解放の神学/フェミニスト神学/レズビアンとゲイの生/ゲイとレズビアンの神学/クィア理論の台頭/フェミニスト、ウーマニスト、そして「クィア」な理論家たち/クィア理論の応用 第2章 「伝統的神学」のクィアリング 下品な神学/神/キリストのクィアリング/クィアな伝統/弁証の戦略を超えて/クィアな礼拝/クィアなサクラメント/洗礼/ユーカリスト(聖餐)/結婚/サクラメントとしてのカミングアウト 第3章 グローバルな社会的文脈におけるクィア神学 ポストコロニアル批評とクィア批評/アジア系アメリカ人のクィア神学/アジアのクィア神学/アフリカのクィア神学/ラテンアメリカのクィア神学/黒人とウーマニストのクィア神学/北大西洋のクィア神学(カナダ、英国、米国)/オーストラリアのクィア神学 第4章 クィアな聖書 権威のクィアリング/レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル神学と聖書/インターセックス及びトランスジェンダーによる聖書の読み/聖書研究におけるクィア・アプローチ/グローバルな社会的文脈におけるクィアな読み/アジア系アメリカ人のクィアな聖書の読み/アジアのクィアな聖書の読み/アフリカのクィアな聖書の読み/ラテンアメリカのクィアな聖書の読み/黒人/ウーマニストのクィアな聖書の読み 第5章 クィアな生からのクィア神学 諸教会の立場/クィア神学としてのライフストーリー/クィアな生と宗教社会/トランスジェンダーの生の神学/インターセックスの生の神学/アセクシュアリティ/禁欲主義/ストレートにとってのクィア神学/型破りな性行為を実践するクリスチャン/クィアな「修道女」たち(SPI) あとがき――本書を超えて 用語集 著者:クリス・グリノフ(Chris Greenough) 英国バーミンガム大学で神学・宗教学の博士号を取得。英国エッジヒル大学で教鞭をとる。著者にUndoing Theology (2018), The Bible and Sexual Violence Against Men (2020).現代社会におけるレイプ文化現象の研究集団シロー・プロジェクトの共同ディレクター。
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在日本韓国YMCA(編)『交差するパレスチナ:新たな連帯のために』
¥2,640
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在日本韓国YMCA(編) 本体価格:2,400円(10%税込定価: 2,640円) サイズ:四六判 208ページ ISBN:978-4-400-40759-1 C1036 発行年月:2023年3月 パレスチナ解放闘争の交差性 日・韓・在日を架橋する運動体にして、2006年からパレスチナとの交流事業を継続してきた在日本韓国YMCAが2021〜22年に主宰したオンラインティーチインが待望の書籍化。差別の複雑な実態を把捉し、それに対する解放実践にインスピレーションを与える交差性(インターセクショナリティ)の概念によって、パレスチナをめぐる抑圧と抵抗の歴史を再照射し、ありうべき連帯の可能性を開示する。フェミニズム、批判地理学、パレスチナとアメリカ黒人解放闘争との接点、クィア理論、在日朝鮮人とパレスチナ、日本赤軍の足跡、パレスチナ解放神学、シオニズムと対峙する宗教思想といった先鋭的な視角からなる8本の論考が詰め込まれた、交差的な知と実践の道具箱。 〈主な目次〉 パレスチナからのメッセージ ニダル・アブズルフ 第1章 パレスチナとの交差を見つけ出すために――交差的フェミニズムと連帯の再検討 金城美幸 第2章 パレスチナと資本主義による略奪――「占領のロジスティクス」という視座から 北川眞也 第3章 アメリカ黒人解放闘争とパレスティナとの連帯――テキストとアートで辿る闘争の経絡 阿部小涼 第4章 パレスチナと性/生の政治 保井啓志 第5章 パレスチナの歴史的鏡像としての在日朝鮮人――私が私たちになるために 中村一成 第6章 パレスチナと日本の社会運動――日本赤軍の行動の軌跡に即して 太田昌国 第7章 ジェンタイル・シオニズムとパレスチナ解放神学 役重善洋 第8章 パレスチナと共闘するための宗教ーー分断に抵抗した越境的思想家たち 早尾貴紀 ============================================ *UPDATE(2023年11月02日更新) 寄稿者であるニダル・アブズルフ氏(東エルサレムYMCAとパレスチナYWCAの共同設立による「ジョイント・アドボカシー・イニシアチブ」のプログラムディレクター)からメッセージが届きました→https://www.shinkyo-pb.com/2023/11/messagefrompalestine/
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B.W.アンダーソン[著]『旧約聖書ーー物語られた歴史』
¥7,370
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B.W.アンダーソン[著]/高柳富夫[訳] 本体価格:6,700円(10%税込定価: 7,370円) サイズ:A5判 886ページ ISBN:978-4-400-12796-3 C1016 発行年月:2023/1/25 名著の待望の邦訳 激動の歴史の中で神を尋ね求めた人々の言葉を読み解く 1957年の初版以来4度におよぶ改訂を重ね、今日にいたるまで半世紀以上も旧約入門・概説書として絶大な信頼を得ている名著。 著者の流麗な筆致は、歴史的研究、考古学的調査、文学批評、聖書神学をひとつの「物語」に編み込み、900頁近い大著ながら、読者を巨大で複雑多様な旧約の世界に引き込んで飽きさせない。 【目次より】 序 論 第1部 民の創造 第1章 イスラエルの始まり 第2章 束縛からの解放 第3章 荒れ野での契約 第4章 約束された土地 第5章 全イスラエル物語の形成 第6章 信仰と文化の闘争 第2部 諸国民のようになるイスラエル 第7章 ダビデの王座 第8章 イスラエルを悩ます預言者たち 第9章 おとめイスラエルは倒れた 第10章 死と契約するユダ 第11章 モーセ律法の再発見 第12章 国家の滅亡 第3部 契約共同体は再建される 第13章 バビロンの水のほとりにて 第14章 新しい時代の夜明け 第15章 祭司たちの王国 第16章 イスラエルの賛美 第17章 知恵のはじめ 第18章 未完の物語 *特色:以下の33個の小コラム=【定義】が、重要概念を解説し、理解を助ける。 ヘブライ語聖書/イスラエル共通時代/物語と歴史/セム人セム語族/ヘブライ/ヤハウェ、エホバ、主/しるしと不思議/契約/聖戦/祝福/申命記的、申命記史家的/バアルとアシュタロト/パレスチナとカナン/メシア/預言者/エフライムとユダ/エロヒスト(E)/HESED/申命記史家的歴史/編集史批判/悔い改め/ユダヤ人ユダヤ教/四書、五書、六書/救済者/ラハブ海/アラム語/ハラハーハッガダー/詩歌集(PSALMS)詩編(PSALTER)/様式批評/頌栄/神義論[弁神論]/人の子/正典批判 【著者について】 Bernhard Word Anderson、1916-2007。1939年メソジスト教会で按手を受け、のちに会衆派教会でも牧師を務めた。1945年イェール大学で旧約学により博士号を取得。コルゲート大学、ドルー大学、プリンストン神学校などで教鞭をとった。引退後もボストン大学で講師を務めた。考古学から文献学にいたる旧約聖書神学の広範な領域で多くの業績を残している。邦訳には『深き淵より――現代に語りかける詩篇』(中村健三訳、新教出版社、1989年)、『新しい創造の神学――創造信仰の再発見』(高柳富夫訳、教文館、2001年)がある。
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勝田茅生[著]『ロゴセラピーと物語ーーフランクルが教える〈意味の人間学〉』
¥1,760
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勝田茅生[著] 本体価格:1,600円(10%税込定価: 1,760円) サイズ:小B6判 200ページ ISBN:978-4-400-31091-4 C1011 発行年月:2022/12/09 人生は自分で創り上げるもの フランクルの創始したロゴセラピーの中心メッセージを、民話や寓話を例にとりながら分かりやすく説き明かす。著者はドイツで長年にわたりロゴセラピストとして活躍してきた実践家。 様々な生きにくさを抱えるすべての現代人に贈る〈希望の書〉。 【目次より】 1 人生のどんな状況にも「ミッション」があります 1 たとえどんな状況だとしても 2 そこでできる最善のことを見つければ…… 3 どんな時でも「人間としての尊厳」を忘れなければ 4 どんな状況でも「ミッション」を実行できます 2 誰でも「意味あることをしたい」と思います 1 「意味」とは何でしょう? 2 「意味」はどうやって見つけるのでしょう? 3 間違った「意味」もある? 4 「意味」はどうやって実現できる? 5 「意味」を軸にして生きるというのは? 3 誰でもどんな時でも自分で決断を下せます 1 自由でないという思い込み 2 鎖から解き放たれるためには 3 ロゴセラピーの目標 4 人生は自分で創り上げるものです 1 たとえどんなに苦しんでいても 2 たとえ障がいや病気を持っていても 3 たとえ最期が近づいても 4 天国の鍵 【著者について】 かつた・かやお氏は1945年生まれ。1970年上智大学文学部哲学科修士課程修了後、ドイツ、ミュンヘン大学博士課程入学。1976年児童音楽教育指導の資格を取得。2000年南ドイツ・ロゴセラピー研究所公認ロゴセラピスト資格を取得。2001年1月ヨーロッパに滞在する日本人のためのカウンセリングを開始。同年4月より日本でロゴセラピー入門ゼミナールを開催して今日に至る。 二人の息子の母親。
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ジャン・カルヴァン[著]『共観福音書 下 (〈カルヴァン新約聖書註解〉2)』
¥6,600
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ジャン・カルヴァン[著] 森川 甫・吉田 隆[訳] 本体価格:6,000円(10%税込定価: 6,600円) サイズ:A5判 480ページ ISBN:978-4-400-12801-4 C3316 発行年月:2022/11/25 福音書の「調和」を見出そうとしてマタイ・マルコ・ルカの三福音書を対観しながら註解する。 改革者の聖書釈義の真髄を示す書。 上巻から38年を経てついに完結。 ▶上巻(オンデマンド版)531頁・本体5,700円(税込定価6,270円) *カルヴァン新約聖書註解は全巻完結、オンデマンドを含めて入手可能です。
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大野惠正[著]『旧約聖書入門4ーー現代に語りかける歴史書』
¥2,090
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大野惠正[著] 本体価格:1,900円(10%税込定価: 2,090円) サイズ:小B6 400ページ ISBN:978-4-400-12789-5 C1016 発行年月:2022/11/22 定評のシリーズ第4弾。 この巻は、ヨシュア記、士師記、サムエル記上下、列王記上下、歴代誌上下、エズラ記、ネヘミヤ記、ルツ記、エステル記を扱い、激動の歴史を通して示される神の意思を解き明かす。 今後、旧約聖書入門の定番となるシリーズ。全5巻予定。 「入門1」は「現代に語りかける原初の物語」(本体1,800円) 「入門2」は「現代に語りかける父祖たちの物語」(本体1,900円) 「入門3」は「現代に語りかける出エジプトと契約」(本体1,900円) 【目次より】 旧約聖書の「歴史書」 第一部 申命記史書 Ⅰ ヨシュア記 Ⅱ 士師記 Ⅲ サムエル記上 Ⅳ サムエル記下 Ⅴ 列王記上下 第二部 歴代誌史書 Ⅰ 歴代誌上 Ⅱ 歴代誌下 Ⅲ エズラ記とネヘミヤ記 付録 旧約聖書中の歴史的物語 ――ルツ記とエステル記 略年表 【著者について】 おおの・よしまさ氏は1939年、東京生まれ。1967年、東京神学大学大学院修了(旧約聖書学)。日本基督教団長野県町教会、伊東教会、浜松教会で牧師。1981年-2008年活水女子大学教授、2009年-2011年長崎外国語大学客員教授。その間、新共同訳聖書旧約部門翻訳委員、西南学院大学神学部非常勤講師を歴任。現在、活水女子大学名誉教授。
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宮田光雄[著]『良き力に不思議に守られてーー講演・説教・論考』
¥1,540
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宮田光雄[著] 本体価格:1,400円(10%税込定価: 1,540円) サイズ:小B6 173ページ ISBN:978-4-400-51581-4 C1016 発行年月:2022/10/25 神への根源的信頼に生きるとは? 著者は政治学者としてヨーロッパ政治思想史、なかでもナチズムを中心とする20世紀の政治現象の解明に大きな業績をあげてきたが、同時に、大学で働く一人のキリスト者として学生伝道に使命を見出し、長年にわたり聖書研究会を主宰して多くの若者に感化を及ぼしてきた。 本書は、そうした信徒伝道者としての著者の実存を貫く基本的な信仰観を余すところなく伝える単行本未収録の珠玉の説教5編のほか、メルヘンを通して神と出会う可能性を考察した「メルヘンの森で神と出会う」、神表現の極限を追求したユニークな現代造形作家バーネット・ニューマンを巡る論考など、7編を収録する。 【目次より】 1 《出エジプト》――新しい出発 Ⅰ 2 生命の水を求めて――イエスとの出会い 3 後なる者は先に、先なる者は後に――イエスの譬え話(1) 4 〈盛大な晩餐会〉への招き――イエスの譬え話(2) 5 なすべきことはただ一つ――パウロの宣教 Ⅱ 6 メルヘンの森で神と出会う 7 暗黒から光の世界へ――バーネット・ニューマンの《十字架の道行き》 良き力に守られて――「あとがき」に代えて 【著者について】 宮田光雄(みやた・みつお) 1928年高知県生まれ。東京大学法学部卒業。東北大学名誉教授。主な著書は『西ドイツの精神構造』(学士院賞)、『政治と宗教倫理』『ナチ・ドイツの精神構造』『現代日本の民主主義』(吉野作造賞)、『非武装国民抵抗の思想』『キリスト教と笑い』、『ナチ・ドイツと言語』『聖書の信仰』全7巻、『国家と宗教』『カール・バルト』『ボンヘッファー』(以上、岩波書店)、『宮田光雄思想史論集』全8巻(創文社)、『十字架とハーケンクロイツ』『権威と服従』『《放蕩息子》の精神史』(新教出版社)ほか多数。
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雨宮栄一[著]『反ナチ抵抗運動とモルトケ伯ーークライザウ・サークルの軌跡』
¥3,850
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雨宮栄一[著] 本体価格:3,500円(10%税込定価: 3,850円) サイズ:四六判 364ページ ISBN:978-4-400-21337-6 C1016 発行年月:2022/10/14 敗戦後の新生ドイツを望み見て 再建案を構想した人々 クライザウ・サークルとは、ナチに反対し、ドイツ敗戦を見越して戦後の再建構想を練った、ユンカーをはじめ、神父や牧師、学者、労働運動指導者など、様々な人が参加したグループである。彼らの大半はゲシュタポに逮捕され、死刑に処せられた。本書は、この知られざる抵抗運動の中心人物であった法律家ジェームズ・フォン・モルトケの人物像と思想、とりわけキリスト教との関係を明らかにした労作。著者の遺作となった。 【目次より】 序に代えて 第1章 ヘルムート・ジェームズ・フォン・モルトケの若き日 第2章 国防軍諜報部に入るまで 第3章 クライザウ・サークル誕生とジェームズの国家理解 第4章 抵抗運動とキリスト教信仰 第5章 第一回クライザウ協議会とその後の活動 第6章 第二回協議会とその他の抵抗運動との交渉 第7章 第三回協議会から逮捕まで 第8章 死に直面した信仰 第9章 その後のフライヤ 終わりに クライザウ・サークル参加者表 文献表 あとがき(戒能信生) 【著者紹介】 雨宮栄一(あめみや・えいいち) 1927年生まれ。1953年日本基督教神学専門学校卒業。1962-63年西ドイツに留学。日本基督教団山梨教会、阿佐谷東教会、東駒形教会牧師を経て、中部学院大学教授を務めた。2019年逝去。著書:『バルメン宣言研究』、『ドイツ教会闘争の展開』、『日本キリスト教団教会論』、『ユダヤ人虐殺とドイツの教会』、『ドイツ教会闘争の挫折』、『二人の平和主義者の殉教』、『主を覚え、死を忘れるな』、『青春の賀川豊彦』、『貧しい人びとと賀川豊彦』、『暗い谷間の賀川豊彦』、『若き植村正久』、『戦う植村正久』『牧師植村正久』『評伝高倉徳太郎 上・下』『評伝井上良雄』『フリードリヒ・ユストゥス・ペーレルス』ほか。
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栗田隆子[著]『呻きから始まるーー祈りと行動に関する24の手紙』
¥2,200
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栗田隆子[著] 本体価格:2,000円(10%税込定価: 2,200円) サイズ:四六判 245ページ ISBN:978-4-400-51768-9 C1016 発行年月:2022/9/22 私にとってフェミニズムと信仰はどちらも必要なものです。 著者が、言葉になる以前の「呻き」としか言いようのない地点から「宗教」「信仰」そして「フェミニズム」と出会う自らの生の歩みを辿る。 登校拒否とシスターとの出会い、洗礼と教会、進学と恋愛、研究への失望と就職の困難、運動と組織などの問題をめぐり、読者にあてた手紙のようにして綴られた『福音と世界』連載の単行本化。 話題を呼んだ『ぼそぼそ声のフェミニズム』に次ぐ待望の第二作目。 【著者について】 栗田隆子(くりた・りゅうこ) 1973年生まれ。大阪大学大学院で哲学を学び、シモーヌ・ヴェイユを研究。その後非常勤職や派遣社員などのかたわら女性の貧困問題や労働問題を中心に新聞・雑誌等で発言。2007年からは雑誌『フリーターズフリー』の編集委員の一員として3号まで刊行。2008年「女性と貧困ネットワーク」呼びかけ人となる。2014年から17年まで「働く女性の全国センター」(ACW2)代表。カトリック信徒。 著書に『ぼそぼそ声のフェミニズム』(作品社、2019年)、共著に『1995年――未了の問題圏』(大月書店、2008年)、『フェミニズムは誰のもの?――フリーターズフリー対談集』(人文書院、2010年)、『高学歴女子の貧困――女子は学歴で「幸せ」になれるか?』(光文社新書、2014年)など。
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土井健司[著]『教父学入門ーーニカイア以前の教父たち』
¥2,420
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土井健司[著] 本体価格:2,200円(10%税込定価: 2,420円) サイズ:四六判 260ページ ISBN:978-4-400-22755-7 C1016 発行年月:2022/9/15 キリスト教の基礎を作った人たち。 その百花繚乱の世界への道案内。 使徒教父、弁証家、アレクサンドリアのクレメンスやオリゲネス、テルトゥリアヌスにキプリアヌス等、また古代文献に表れた女性たちも視野に収めながら、現代のキリスト教の考え方に決定的な影響を及ぼした教父たちの世界へと興味深くいざなう、類書のない貴重な入門書。 【著者について】 土井健司(どい・けんじ) 1962年生まれ。関西学院大学神学部教授、同神学部長。神学博士。関西学院大学神学部、同大学院神学研究科、京都大学大学院文学研究科で学ぶ。著書『神認識とエペクタシス』(1998年、中村元賞)、『キリスト教を問いなおす』(2003年)、『古代キリスト教探訪』(2003年)、『愛と意志と生成の神』(2005年)、『司教と貧者』(2007年)、『キリスト教は戦争好きか』(2012年)、『救貧看護とフィランスロピア』(2016年)ほか多数。
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宮平望[著]『旧約聖書 歴史書ーー要約と概説』
¥2,200
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宮平望[著] 本体価格:2,000円(10%税込定価: 2,200円) サイズ:A5判 254ページ ISBN:978-4-400-11904-3 C1016 発行年月:2022/8/31 新しい旧約入門シリーズ、第2弾! 旧約聖書の諸文書を章ごとに、ヘブライ語原典に基づいて要約し、新約聖書の視点からメッセージを解読する。創見に満ちた解釈を随所に盛り込み、聖書の学びが楽しくなる。旧約聖書の複雑多様な世界を読み進めるための好個の手引き書。全4冊。 「歴史書」は、ヨシュア記/士師記/ルツ記/サムエル記上/サムエル記下/列王記上/列王記下/歴代誌上/歴代誌下/エズラ記/ネヘミヤ記/エステル記を扱う。 【既刊】旧約聖書 律法書 以下の刊行予定(年1冊ずつ) 旧約聖書 文学書、旧約聖書 預言書 【著者】宮平望(みやひら・のぞむ)氏は1966年生まれ。同志社大学、ハーバード大学、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学などで学ぶ。現在、西南学院大学国際文化学部教授、神学博士。 著書には、『神の和の神学へ向けて』、『責任を取り、意味を与える神』、『苦難を担い、救いへ導く神』、『戦争を鎮め、平和を築く神』、『現代アメリカ神学思想』、『神の和の神学入門』、新約注解「私訳と解説」シリーズ全12冊、『ジョン・マクマレー研究』、『ディスニーランド研究』などがある。詳しくは、https://miyahiranozomuhome.wixsite.com/mysite を参照。
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松本宣郎[著]『初期キリスト教の世界』
¥3,300
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松本宣郎[著] 本体価格:3,000円(10%税込定価: 3,300円) サイズ:四六判 400ページ ISBN:978-4-400-21336-9 C1016 発行年月:2022/8/25 ローマ帝国史と心性史から 見えてくるもの ローマ帝国史と心性史の視点から初期キリスト教史研究の地平を精力的に拡大してきた著者の、研究史的回顧を含む11の論考・講演を収録。 地中海世界に生きた人々の心性、職業労働観、教会の営みなどをめぐり、当時のキリスト教をめぐって多岐にわたる論点が浮かび上がってくるとともに、ここ半世紀の世界的な研究の潮流が浮かびあがり興味尽きない。 【目次より】 第1章 初期キリスト教史研究の軌跡――迫害史から社会史へ 第2章 地中海世界におけるキリスト教徒 第3章 初期キリスト教における信徒の心性と生活 第4章 初期キリスト教における教会間交流 第5章 初期キリスト教における労働と職業 第6章 哲学者とキリスト教徒 第7章 イタリアの初期キリスト教 第8章 煽動家としての司教たち――アタナシオスの場合 第9章 キリスト教徒迫害と奴隷──大迫害史料を中心に 第10章 初期キリスト教の周縁性と多様性 第11章 古代末期ローマ帝国のキリスト教化園 【著者】 松本宣郎(まつもと・のりお) 1944年生まれ。東京大学文学部西洋史学科、同大学院で学ぶ。東北大学教授、宮城学院院長、同理事長、東北学院大学学長、東北学院理事長などを歴任。東北大学名誉教授、東北学院大学名誉教授。 著書『キリスト教徒大迫害の研究』(1991年)、『ガリラヤからローマへ――地中海世界をかえたキリスト教徒』(1994年)、『キリスト教徒が生きたローマ帝国』(2006年)ほか共編著・訳書多数。
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アン・ブース[文] 、 サム・アッシャー[絵]『たどりつくまでーーロバと三人の旅』
¥1,650
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アン・ブース[文]、 サム・アッシャー[絵]、 真下弥生[訳] 本体価格:1,500円(10%税込定価: 1,650円) サイズ:A5変型判 32ページ ISBN:978-4-400-75007-9 C8716 発行年月:2022/8/25 危険な権力者に追われ、 安住の地を求めて旅するロバと親子三人。 聖書が記す聖家族の《エジプト逃避》を 現代の難民に重ね合わせながら、 不安に満ちた、 しかし人の温もりに支えられた旅路を描く ユニークなクリスマス絵本。
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桜美林学園チャプレン会[編著]『無我夢中ーー桜美林学園の創立者・ 清水安三の信仰と実践』
¥1,980
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桜美林学園チャプレン会[編著] 本体価格:1,800円(10%税込定価: 1,980円) サイズ:A5判 228ページ ISBN:978-4-400-21334-5 C1016 発行年月:2022/07/25 自分はからし種になる! 小さな種から大きくなってみせる! 組合教会から中国宣教に派遣された清水は貧しい民衆と出会い、 教育事業に乗り出して、崇貞学園を開く。 敗戦によってすべてを失った清水だが、なおも志を持続し、 戦後ユニークな学園を築いた。 その無我夢中で型破りな信仰と人生を活写した、現代人必読の書。 【目次より】 第1章 生い立ちから洗礼まで――劣等感を越えさせる出会いと復活信仰 コラム1 “大陸の聖女”と呼ばれたクリスチャン――美穂と安三の協働 第2章 同志社時代――清水安三の信仰と神学の形成 コラム2 郁子の男女共学思想と安三との協働 第3章 中国での実践――清水安三̶日本と中国、一衣帯水の間に橋を架けた人 コラム3 J.F.オベルラン(オベリン)の生涯と業績̶その教育、或いは社会改革 第4章 アメリカ留学時代――十字架と清水の信仰 資料:清水のアメリカ時代の文章「わたしの神学観」 第5章 戦後の日本において――平和のメッセージ~桜美林学園 【編著者】 佐原光児(さはら・こうじ) 桜美林大学芸術文化学群所属、准教授。大学チャプレン。 嶋田律之(しまだ・のりゆき) 桜美林大学リベラルアーツ学群所属、教授。大学チャプレン。 薛恩峰(しゅえ・えんふぅん) 桜美林大学リベラルアーツ学群所属、准教授。大学チャプレン。 堂本陽子(どうもと・ようこ) 桜美林中学校・高等学校校長。桜美林中高チャプレン。 土橋敏良(どばし・としよし) 桜美林学園キリスト教センター長。学園チャプレン。 三谷高康(みたに・たかやす) 広島女学院院長および広島女学院大学学長。前桜美林大学学長。 メンセンディーク ジェフリー 桜美林大学ビジネスマネージメント学群所属、准教授。大学チャプレン。 【コラム執筆者】 海津淳(かいづ・じゅん) 桜美林大学リベラルアーツ学群所属、准教授。 高瀬幸恵(たかせ・ゆきえ) 桜美林大学リベラルアーツ学群所属、准教授。
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堀忠[著]『レプラと奇跡ーー脱神話化と脱医学化に向けて』
¥5,940
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堀忠[著] 本体価格:5,400円(10%税込定価: 5,940円) サイズ:A5判 280ページ ISBN:978-4-400-21335-2 C1016 発行年月:2022/07/25 キリスト教の言説史をさかのぼる 聖書のレプラとは何を指していたのか。 この言葉はどのように受容され、 いかなる概念史を形成するに至ったのか。 古代キリスト教文献を中心とする膨大なデータベースから 実証的解明を試みた画期的労作。 【目次より】 第一部 古代ギリシア医学と七十人訳聖書――言説史の背景をめぐって 第1 章 医学文献におけるレプラとエレファンティアシス 第2 章 ヘレニズム期ユダヤ社会における祭祀からの医術の独立の過程 第3 章 レビ記13 章2–46 節の「脱医学化」のための試論 第4 章 七十人訳聖書、新約聖書に見られるレプラの具体例 第二部 レプラ理解の形成と分岐――奇跡の神学をめぐって 第5 章 キリスト教文献におけるレプラとエレファンティアシス 第6 章 5 世紀初頭におけるレプラとエレファンティアシス 第7 章 クリュソストモスとアレキサンドリアのキュリロスにおけるレプラと奇跡の神学 考察および結論 【著者について】 堀忠(ほり・ただし) 1953年神戸市生まれ。1978年大阪市立大学医学部医学科卒業、医師免許取得。2021年まで小児科医師として病院・診療所等で臨床業務に従事。2013年から関西学院大学大学院神学研究科にて歴史神学を専攻。2021年同研究科にて学位(神学博士)取得。2021年から関西学院大学大学院研究科研究員。訳書:W. R. ランバス『医療宣教 二重の任務』(2016年、関西学院大学出版会)。日本キリスト教団神戸栄光教会会員。
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青木義紀[著]『フランソワ・トレティーニの神論ーーその神学的内容とスコラ的方法論【大森講座36】』
¥1,430
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青木義紀[著] 本体価格:1,300円(10%税込定価: 1,430円) サイズ:四六判 202ページ ISBN:978-4-400-31710-4 C1016 発行年月:2022/06/24 神の摂理と人間の自由 17世紀のプロテスタント正統主義・スコラ主義は思弁的で無味乾燥と評されることが多い。しかしほんとうにそうなのか。 本書は、代表的神学者でありジュネーヴで活動したトレティーニ(François Turrettini 1623–87)をとりあげ、宗教改革の偉大な発見を後代に継承する重要な結節点として彼を位置づけると共に、生涯を概観し、その神学思想の中でも特に神論に焦点を当てて再評価を試みる。 【目次より】 序 論 一 プロテスタント正統主義・スコラ主義への関心 二 フランソワ・トレティーニへの関心 三 一七世紀神学における神論への関心 四 神論の探究がもたらす信仰的・実践的な益 五 本講の構造 第一章 思想的・歴史的背景 一 スコラ主義とは何か 二 スコラ主義と諸運動 三 スコラ的方法論とその歴史的背景 第二章 トレティーニの背景と生涯 一 祖父フランセスコ 二 父ベネディクト(一五八七―一六三一年) 三 フランソワ・トレティーニの幼少期 四 フランソワ・トレティーニの教育遍歴 五 ジュネーヴでの働き 六 結婚・家庭・晩年 第三章 トレティーニの『論駁神学綱要』とその方法論 一 『論駁神学綱要』(Institutio theologiae elencticae) 二 『論駁神学綱要』の方法論 第四章 トレティーニの神論 第五章 トレティーニと今後の課題 一 残された神学的な諸教理 二 フランソワ・トレティーニの影響史 三 フランソワ・トレティーニの聖書解釈や説教の研究 結 論 【著者】青木義紀(あおき・よしのり) 1976年長野県生まれ。東京基督教大学卒業後、都下で開拓伝道に従事。その後、改めて研鑽の必要を感じ、東京基督神学校、アメリカ・カルヴァン神学校、オランダ・プロテスタント神学大学大学院、ベルギー・ルーヴァン福音主義神学校で学ぶ。現在、日本同盟基督教団和泉福音教会牧師、東京基督教大学非常勤講師、お茶の水聖書学院講師。訳書:『改革派正統主義の神学』(教文館)、『広げて見る聖書・キリスト教歴史年表』、『地図で学ぶ宗教改革』(以上いのちのことば社)。
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戸田聡[著]『古代末期・東方キリスト教論集』
¥5,775
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戸田聡[著] 本体価格:5,250円(10%税込定価: 5,775円) サイズ:A5判 400ページ ISBN:978-4-400-31094-5 C1016 発行年月:2022/05/25 「己れの研究の内容が、己れがキリスト者でありかつ日本人であるという事実にどれほど刺さっているか」――(あとがきより) キリスト教修道制の成立をめぐる諸研究、『エジプト人マカリオス伝』や最初のシリア語キリスト教著作家バルダイサンに関する研究と原典翻訳、そのほか著者が企図するヴェーバー『宗教社会学論集』全訳をめぐる諸論考など、常に優れた成果を生み出してきた研究者の歩みを示す27編。 【目次より】 第1部 キリスト教修道制、古代末期 第1章 禁欲主義という生き方 第2章 キリスト教修道制の成立と、なお残る問題 第3章 キリスト教修道制の成立――隠修制と共住制―― 第4章 M. Weberにおける「禁欲」「修道制」概念 第5章 キリスト教にとって修道制は何を意味するか 第6章 キリスト教修道制におけるしあわせ? 第7章 Peter Brownの古代末期理解をめぐって 【書評】P・ブラウン『古代末期の形成』 【書評】長谷川宜之『ローマ帝国とアウグスティヌス』 第2部 東方キリスト教とその周辺 第1章 『エジプト人マカリオス伝』研究――経過報告―― 第2章 『エジプト人マカリオス伝』をめぐる諸考察 第3章 翻訳か自国語か――東方キリスト教文学伝承の一齣―― 第4章 東方キリスト教文学におけるアラビア語――翻訳との関係で―― 第5章 東方キリスト教における聖人伝と翻訳 第6章 最初のシリア語キリスト教著作家バルダイサン――或いは、人文学の存在意義をめぐって―― 第7章 【翻訳】バルダイサン『諸国の法の書』 第8章 最初のシリア語キリスト教著作家バルダイサンの知的背景 第9章 東方キリスト教をめぐって 【書評】久松英二『祈りの心身技法』 【書評】Goehring & Timbie (eds.),The World of Early Egyptian Christianity 【書評】青木健『マニ教』 【書評】小杉泰・林佳世子編『イスラーム 書物の歴史』 第3部 その他 第1章 イスラム教徒から批判された教皇ベネディクト16世の講演 第2章 宗教を研究し教えることに何の意味があるか 第3章 なぜ今Weber『宗教社会学論集』の新訳が必要か 第4章 ヴェーバー『宗教社会学論集』第1巻上(拙訳)への註記及び覚書 【書評】キリスト教史学会編『マックス・ヴェーバー「倫理」論文を読み解く』 著者紹介 戸田 聡(とだ さとし) 東京大学経済学部卒。中小企業金融公庫(当時)勤務ののち、一橋大学大学院に進学、同中退ベルギー・ルーヴァンカトリック大学(フランス語圏)に留学し、同哲学・文学部東洋学研究所(当時)に在籍、1999年同特別学士課程修了。2003年オランダ・ライデン大学文学部(当時)博士課程に転籍、2006年同大学から文学博士号(doctor litterarum)を授与される。専門は古代キリスト教史、東方キリスト教文学。一橋大学他での非常勤講師等を経て2013年4月から北海道大学大学院文学研究科(現・文学研究院)教員、現在に至る。 著書:『キリスト教修道制の成立』(創文社、2008年)、Vie de S. Macaire l’Egyptien. Edition et traduction des textes copte et syriaque (Gorgias Press, 2012)、『砂漠に引きこもった人々 キリスト教聖人伝選集』(編訳。教文館、2016年)、『古代キリスト教研究論集』(北海道大学出版会、2021年)他。 訳書:K.S. フランク『修道院の歴史』(2002年)、J. ファン・デル・フリート『解読 ユダの福音書』(2007年)、A.H.M. ジョーンズ『ヨーロッパの改宗 ―コンスタンティヌス《大帝》の生涯―』(以上教文館、2008年)、P. ブラウン『貧者を愛する者 古代末期におけるキリスト教的慈善の誕生』(慶應義塾大学出版会、2012年)、H.-G. ベック『ビザンツ世界論 ―ビザンツの千年―』(知泉書館、2014年)、M. ヴェーバー『宗教社会学論集 第1巻上』(北海道大学出版会、2019年) 他。
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内田樹[著]『レヴィナスの時間論ーー『時間と他者』を読む』
¥2,860
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内田樹[著] 本体価格:2,600円(10%税込定価: 2,860円) サイズ:四六判 432ページ ISBN:978-4-400-31095-2 C1010 発行年月:2022/4/25 神とは誰か、他者とは何か? レヴィナス思想の戦後の出発点を告げる『時間と他者』。 難解をもって鳴る同書を徹底的に精読・註解することを通して、深い苦しみの時間を生き抜いたユダヤ人の希望の時間論が浮かび上がってくる。 『福音と世界』の好評連載を徹底的に改稿、単行本化。 『レヴィナスと愛の現象学』、『他者と死者』に続く、著者の「レヴィナス三部作」ついに完結。 思想との格闘の真の醍醐味を味わわせてくれる書。 【著者について】 内田樹(うちだ・たつる) 1950東京生まれ。哲学者、武道家。凱風館館長。神戸女学院大学名誉教授。ブログ「内田樹の研究室」主宰。東京大学文学部卒業、東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。著書に『レヴィナスの愛と現象学』、『他者と死者――ラカンによるレヴィナス』、『ユダヤ文化論 私家版』ほか多数。訳書にレヴィナス『困難な自由――ユダヤ教についての試論』、同『タルムード四講話』、同『タルムード新五講話』、同『モーリス・ブランショ』、同『観念に到来する神について』、同『越・外傷・神曲』(共訳)、レヴィナス/ポワティエ『暴力と聖性――レヴィナスは語る』、マルカ『レヴィナスを読む』、デイヴィス『レヴィナス序説』ほか多数。
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柴崎聰[著]『詩人は聖書をどのように表現したか』
¥2,310
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柴崎聰[著] 本体価格:2,100円(10%税込定価: 2,310円) サイズ:四六判 286ページ ISBN:978-4-400-62765-4 C1092 発行年月:2022/04/25 16名の近代現代詩人を読む キリスト教が日本文学の担い手たちに与えた影響は測りしれない。 では、聖書は詩にどのような影響を及ぼし、詩人は聖書をどのように表現したのか。 信仰者であり優れた実作者である著者のみがなしうる、透徹した読みを示す。 ▶本書で取り上げる詩人たち 島崎藤村/三木露風/山村暮鳥/八木重吉/石原吉郎/安西均/島朝夫/高野喜久雄 片瀬博子/塔和子/澤村光博/高橋喜久晴/野村英夫/島崎光正/阪田寛夫/森田進 【目次より】 序 章 新體詩の勃興 第一章 近代詩を開拓した先駆者たち 第二章 「なのはな」の詩人と「ほのお」の詩人 第三章 「表現する詩人」と「物語る詩人」 第四章 科学や数学に精通した詩人たち 第五章 エバやマリアに共振する詩人たち 第六章 意味場の詩人と叙物詩の詩人 第七章 四季派・叙情・童謡・牧師詩人たち 終 章 聖書の余白に贖われるプネウマの風 聖句索引/人名索引/事項索引 【著者について】 柴崎 聰(しばさき・さとし) 1943年、仙台市に生まれる。1967-2008年、編集者として活動。現在、大学講師。博士(総合社会文化)。日本現代詩人会会員、日本詩人クラブ会員、日本キリスト教詩人会会員、日本キリスト教文学会会員。詩集『伏流の石』『溺れ滝』『裸形の耳』『エマオの夜』『フクロウは昔ネコだった』(以上、花神社)、『教煌の風』(石文館)、『悲しみの岩』『テッセンの夏』『新・日本現代詩文庫10 柴崎聰』『不思議な時間だった』『涙半分』『火の言葉』『香りの舟』(以上、土曜美術社出版販売)。『詩の喜び 詩の悲しみ』『文学の比喩 聖書の比喩』『石原吉郎 詩文学の核心』(以上、新教出版社)。編集・解説『石原吉郎セレクション』(岩波書店)。